仕事の厳しさ

私は小さな薬局で調剤の仕事をしてました。薬剤師だけに特化した転職サイトで紹介された仕事で、私にピッタリの仕事だと思ったのですが、従業員は社長を入れて三人だけでした。店頭は私の先輩と私だけの二人。その会社の社長は、父親の親友で、私の先輩は私の父親の後輩でした。最初の頃は、先輩も私の父親への気配りか、とても優しかったです。

しかし、父親が先輩に私を厳しくしなさいと、言ったらしく、先輩は豹変、一気に厳しくなってきました。父親に愚痴ったら、「アイツはかなり口が悪いからな」と言いました。確かにかなり、口は悪かったです。よく怒鳴られました。私は怒鳴られるまいと必死に仕事をしていました。二人で仕事してるから、先輩も私にある程度の仕事をこなしてほしいとの思いが感じ取れました。

私も理不尽に怒られたら、逆ギレしていました(笑)しかし、当時ハングリー精神があったので頭をフル回転させ、次の仕事の段取りや準備を要領よくやってました。それから先輩もあまり怒鳴らなくなりました。口は相変わらずわるいんですが。先輩の場合、公私の切り替えが上手く、店頭で怒っても、帰りの車のなかではざっくばらんにはなしていました。飴と鞭の使い方も今考えると良かったと思います。

そして、東京にいくことになり、仕事をやめる際、先輩から「お前ならどこでもやっていけるよ」と言われました。とてもうれしかったです。厳しくされた方が私は伸びるのだと思いました。そして、上京して派遣の仕事なんかしてると、是非正社員で、うちに来てよと声をかけられることも多かったです。今はそんなハングリー精神はないですが(苦笑)